乾燥に強く可愛い花のセダム

セダム類は壁に張り付くようにして育つ植物で、この植物を使った屋上緑化はドイツで始まりました。乾燥に強いという長所があるため、あまり手がかからないので忙しい人にとって最適と言えるでしょう。ただし、踏まれると傷んでしまうため、人の出入りが多い場所にはあまり向いていません。マンネングサの仲間やキリンソウなどがあり、日本には30種類ほどが棲息しています。初夏になると小さく可愛らしい花をつけるので、見て楽しむこともできるでしょう。

寒地型と暖地型がある芝

芝はイネ科の植物で、ゴルフ場などに植えられることが多いので馴染みの深い存在と言えるでしょう。暖地型と寒地型に大別することができ、日本の代表品種であるコウライシバは暖地型で、西洋芝の多くは寒地型です。暖地型はその名の通り暖かい気候を好む種類で、冬になると枯れてしかいますが、春が来るとまた成長を始めます。寒地型は寒冷な気候に適応しているので冬でも育ちますが、世話には手間がかかるため上級者向けと言えます。

日の当たる場所で育つコケ

コケは地表に這いつくばるようにして育つ植物です。様々な種類がありますが、スナゴケは保水力が非常に高く乾燥に強いという長所があるため、強い日差しにでも耐えることができます。そのため、屋上緑化にはもってこいの存在と言えるでしょう。ハイゴケも日の当たる場所に生えるため緑化に使われることがありますが、こちらはスナゴケとは異なり乾燥には弱いです。ただし、スナゴケと混植することにより豊かな生態系を作り出すことが可能です。

屋上緑化は樹木や用土の重量がそのまま建物全体にかかるため、建物の築年数や耐久性を考慮したうえで適切な方法で実施することが大切です。